ホロライブを追っている人からするとおなじみな個人勢Vtuberを集めた事務所(?)のVshojo
アイアンマウスの暴露から始まったVshojo
とにかく大変なことが起きていることはわかったけど、具体的に何があったのか、気になっている方、多いんじゃないでしょうか?
この記事では、突然の全タレント卒業、Ironmouseの告発、Veibaeの契約暴露など、VShojoに起きた衝撃の出来事を時系列でわかりやすく解説していきます!
ホロライブとの対立や、未デビュー組の悲劇まで、これまで表に出なかった裏側までまとめています。
「なぜVShojoは崩壊したのか?」その答えを知りたい方に、ぜひ読んでほしい内容です。
VShojoに何があった?全貌まとめ
VShojoに何があったのか、その全貌について詳しく解説していきますね。
① VShojoが倒産した理由と時系列
2025年7月25日、VShojoが全タレントの卒業と共に事実上の「解散」を発表しました。
運営からは「全員が自発的に卒業した」という表現がされましたが、実態は倒産状態に近く、有名ライバーも多く所属していたことから日本国内でも衝撃でしたね。
きっかけとなったのは、Ironmouseが告発したチャリティ資金の未処理問題や、主要メンバーの次々と続いた脱退です。
2024年から新プロジェクト「NOVA」などで再出発を狙っていた矢先の解散に、ファンも騒然。
実質的な活動停止と受け取られており、公式からも今後の活動再開については一切アナウンスされていません。
② Ironmouseがチャリティ資金横領を告発
Ironmouseは、2024年のサブスクイベントで発生した約50万ドル(約7400万円)の収益を、免疫不全財団(IDF)に寄付することを運営に依頼していました。
しかし、運営が1年以上にわたって寄付処理を行っていなかったことを知り、大きな失望と怒りを表明。
彼女自身が難病患者であるという背景もあり、寄付の不履行は倫理的にも大問題となりました。
リスナーからも「これは裏切りだ」「信頼できない」と批判が殺到。
運営の信用は一気に失墜。
この告発がSNSで拡散されたことにより、運営体制の問題点が次々と暴かれる事態へと発展しました。
②Ksonが報酬未払いを公表
2025年7月22日、Ksonが2024年9月から約1年間、数千万円規模の報酬が支払われていないと配信で公表しました。
元々マージンが取られない(グッズなどを販売した際の売上が全て自分に入る)、個人勢だが、取引先とやり取りの上で個人情報を出すことに抵抗があったからという理由でVsojoに加入した、というKson。
報酬未払いのことから元々2025年7月末での脱退予定を繰り上げてすぐに脱退するとも発言していました。
恐らく、アイアンマウスの告発を受けて日本人リスナーが最も気にしたであろうライバーがKsonでしょう。
なので、こちらのほうが日本人リスナーからすれば衝撃的な事実だったかもしれません。
④ Veibaeが契約内容を暴露
2023年4月26日にVShojoを脱退していたVeibaeがVShojoとの契約はタレント側に極めて不利な条件だったと暴露。
具体的には、スポンサー契約やグッズ売上の50〜60%以上をVShojoが取得し、タレントの収益はかなり限られていたとか。
さらに、タレント間で契約の中身を話すことさえ禁じられ、誰が搾取されているのか把握できないような構造だったそうです。
このような不透明で閉鎖的な契約形態に、Veibaeは大きな危機感を感じて離脱を決めたとのことでした。
NDA(秘密保持契約)への強制署名
Veibaeは、「契約内容やトラブルを一切口外しない」という強力なNDA(秘密保持契約)を課されていたとも語っています。
このNDAは、配信中の言動やSNSの投稿内容にまでおよび、違反した場合は訴訟を匂わせるような脅しもあったそうです。
実際に彼女が暴露に踏み切ったのは、退社後しばらくしてからで、それまでは完全に沈黙を守っていました。
スポンサー料やグッズ収益の不正配分疑惑
Veibaeが指摘したもう一つの重大な問題が、スポンサー料とグッズ収益の配分についてです。
例えば、OTK(One True King)経由で得たスポンサー案件について、報酬がタレントに支払われていなかったと明かしています。
また、記念グッズなどのアセット制作費として1万ドルを徴収されたにもかかわらず、その成果物が未完成だったり納品されなかったケースも。
このような「不正な取り分」や「納品不備」は、企業としての信頼を著しく損なう要因でした。
表面上は自由な環境を謳っていたVShojoですが、実際の内部事情はまったく異なっていたようですね。
VShojoとホロライブの対立
Veibaeが暴露した中でも、特に驚かれたのがホロライブに対する「妨害工作」
彼女によれば、会社の資金で嫌がらせしたり、Ksonと飴宮なずなと契約したときに「ホロライブは終わった」と革新していたそうです。
これには他の元タレントたちも同様の証言をしており、計画的にホロライブのイメージダウンを狙っていたらしいです。
② ksonと飴宮なずな加入が意味するもの
「桐生ココ」の中の人であるKson、そして「潤羽るしあ」だった飴宮なずながVShojoに加入したのは2022年。
Veibaeの暴露内容を受けて、ホロライブに対する対抗措置として戦略的に行われたのではないかという意見もありました。
実際に、彼女たちの加入は話題を呼び、しばらくは注目度が急上昇。
しかし、マネジメント不足や体制の甘さが目立ち、二人の活躍は十分に支えられていなかったとの指摘も。
結局、VShojoは話題性を一時的に得ただけで、長期的な成功にはつながらなかった印象がありますね。
VShojo未デビュー組(NOVAや新人タレント)の悲劇
VShojoが2024年に開始した新規プロジェクト「NOVA」は、未来を担う次世代VTuberの育成を目的としていました。
しかし、運営の不信と騒動が続く中、わずか数ヶ月でNOVAのメンバーたちは全員卒業という形に。
せっかくのデビュー機会を手にした彼女たちにとって、今回の解散はあまりにも突然で、悔しい結果でしょう。
NOVAにかけていたリスナーたちも「夢を壊された」とショックを受けた様子が見られました。
今後、彼女たちが別の形で活動再開することを願うばかりです。
② モンスター&アイドルユニットの行方
NOVA以外にも、VShojoは複数のユニットやコラボを準備していたようです。
特に話題になっていたのが「アイドル系VTuberユニット」や「モンスター風キャラクターを活かした個性派ユニット」など。
これらはすでに設定や衣装、音楽などが完成していたにもかかわらず、計画ごとキャンセルに。
結果として、大きなリリースを前に姿を消す形になってしまい、関係者の落胆は非常に大きかったそうです。
プロジェクトに携わっていたクリエイターたちにも甚大な影響を与えたでしょうね。
VShojoに関わる人物のプロフィール
最後に、VShojoに関わった主要人物たちのプロフィールを一覧でご紹介していきますね!
名前 | 所属時の活動名 | 主な特徴・役割 | 現在の状況 |
---|---|---|---|
Ironmouse | VShojo | 難病を抱える人気ストリーマー、チャリティ活動に積極的 | 独立して活動継続中 |
Veibae | VShojo → 退社 | 暴露で話題に、英語圏で人気の高いVtuber | 他グループで活動中 |
Nyanners | VShojo → 退社 | 歌やASMR配信が得意、早期離脱組 | フリーで活動中 |
Silvervale | VShojo → 退社 | 癒し系ボイスで人気、家族との配信も話題に | 現在も個人活動中 |
kson | VShojo(元ホロライブ桐生ココ) | 日本語と英語を操るバイリンガルVTuber | 個人活動中、YouTube中心 |
飴宮なずな | VShojo(元潤羽るしあ) | 再デビューで話題を集めたが活動は不安定 | 現在活動休止中との情報 |
今回の出来事は、VTuber業界にとってのターニングポイントになるかもしれません。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
倒産理由 | Ironmouseの告発、運営資金枯渇、信頼失墜などが重なった |
契約問題 | Veibaeが搾取的契約やNDAの濫用を暴露 |
対立構図 | VShojo幹部がホロライブを敵視していたとされる証言あり |
新人の被害 | NOVAなど未デビュータレントが一斉卒業、計画は白紙に |
元メンバーの今 | 多くが個人や他団体で活動再開、再評価の声も多数 |
VShojoに何があったのか…その真相はライバーたちの告発によって少しずつ明らかになりました。
今後、より透明性の高い運営と、タレントが安心して活動できる環境の整備が求められますね。
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